• HOME
  • STORY
  • セックスレスで別れた元カレから学んだ、楽しい性生活を過ごすために工夫すること。

セックスレスで別れた元カレから学んだ、楽しい性生活を過ごすために工夫すること。

STORY

「はじめまして。29歳女です。
わたしは2歳年下の彼と2年半付き合っています。同棲はしていません。
一度もマンネリせず、たのしく性生活を送っています。
何かお役に立てることがあればと思いメッセージを送りました」

筆者がTwitterで「セックスレスを改善した方にインタビューをさせて欲しい」という発信をしたところ、すぐにこの連絡をくれたのが由香子さん(仮名/29歳)だった。

今回は、彼女が過去セックスレスで苦しんだ経験から学んだこと、現在の彼と良好な関係を築いている理由について話してもらった。

セックスレスで別れた元カレ


由香子さんがセックスレスで別れてしまった元彼と出会ったのは、今から6年前。
彼とは、アルバイト先が一緒で意気投合し付き合うことになったという。

「お付き合い当初はお互い盛り上がっているので、回数もかなり多かったんです。
だから彼も結構性欲が強いと思っていたのですが、どうやら違かったんです。私によく見られたいから、最初は合わしてくれていたんでしょうね」

半年経過すると次第に彼の態度が少しずつ変わっていった。

由香子さんの誘いを「そういう気分じゃない」「そういうのをしなくても、オレはいい」とかわすようになっていったのだ。

「お互い実家住まいだったので、行為の時はいつもラブホテルを使っていました。お金もかかるというのもセックスに積極的になれなかった理由なのかもしれないです」少し悲しそうな顔で、由香子さんは話した。

マンネリ化しているなら、刺激が必要なのでは。と思った由香子さんは、お祭りの後やイベントの時に誘ってみたりと、シチュエーションや言葉を色々変えて試行錯誤した。しかし、そんな由香子さんの努力は全く実ることはなかった。彼は全ての誘いを「今日は眠い」「今度にしよう」という言葉ではぐらかすのだった。

「徐々に自分が、悪いことを誘っているみたいな気分になったんです。
どんどんイライラしてきて、でもそれをどこにぶつければいいのかわからなくて……。どうしていいのかわからなくて、本当に苦しくて毎日泣いてたのは覚えてます」

次第に、彼と付き合っている意味があるのかと考えるようになった。

「セックスがない関係なら、友達と変わらないと思ったんです。
最初からセックスに興味がなかったならわかるのに、最初はしてたのに徐々になくなっていったから納得いかなくて。向こうは『好き』と言ってくれるけど、言葉だけじゃ耐えられなくなりました。
それで彼にもう一度話したら、『そのスタンスを変えることはできない』と言われたんです。それなら難しいと思って別れました」

1年間付き合ったが、結局ほとんどセックスをせず彼とは別れてしまった。

しかし、由香子さんは別れた当初は落ち込んでいたものの、彼と別れたことに対しては全く後悔していないという。

「これって、セックスだけじゃなくて、他のことでも言えるなって思ったんです。
例えば、『この展示会行きたいな』って提案しても、『疲れているから』『また今度』って返されて、そこから何もなく、のらりくらりとかわされるんです。彼が行きたいのか行きたくないのか、どうしたいのかが全く理解ができませんでした。
私も大人じゃないけど、相手の提案に対してちゃんと話し合いができない彼に対して子供だなって思っちゃって……。
他のことで楽しく過ごしても、どうしてもセックスのことが頭によぎっちゃうんですよ。こんなに楽しくても、彼は私の苦しみに寄り添ってくれないなって」

セックスレスにならない今カレ

次に付き合った現在の彼、カズキさん(仮名/27歳)とは『with』というマッチングアプリで出会った。

「心理テストを受けて、性格の相性がいい人や同じ条件の人を候補で出てくるんですけど、さりげなくいいねを押したら向こうからもいいねが押されて、やりとりが始まりました。
何人かとはメッセージした方はいたのですが、あんまりピンとこなくて。彼とはメッセージやりとりする中で会いたいなと思って約束しました」

何度かのデートを重ね、やがてカズキさんから由香子さんに告白し付き合うことになった。
現在2年9ヶ月経つが全くセックスレスになっておらず、良い関係を築けているという。

「週に1回2回くらいの頻度でデートをしています。会ったら必ずしていますね。
場所は自分の家か、特別な日はホテルに泊まりに行きます。日常的にラブホテルとかはいきません」

現在良好な関係だというが、付き合ってたまたま上手くいったというわけではない。過去に由香子さんとカズキさんは、セックスのことで喧嘩したことがあった。

「前の彼は、自分がしたいということだけを伝えて関係が悪くなったので、今の彼氏にはデート終わりに『今日したかったな』『もっとしたかったのに』という風にさりげなく伝えるようにしていたんですよ。でもそれが彼には辛かったみたいです。『悲しい気持ちになるから、ちゃんと提案して欲しい』って言われました」

その言葉をキッカケに、由香子さんとカズキさんのセックスルールが定まった。それは「今日何回したいのかを事前に話し、打ち合わせする」というルールだ。

デートの朝、由香子さんは今日何回したいか、どういう気持ちなのかをカズキさんに報告。
その後カズキさんの方で、体調や予定のスケジュールを考えながら由香子さんと調整していくという流れらしい。

「例えば、私が朝起きて『今日は3回したい』と彼に伝えます。
そうすると彼がデートの時間を考えながら『今日の予定だとその回数をこなすのは難しいから2回でもいい?』とか『今日はここ出かけるから難しいよね?』と連絡がきて、一緒に考えることができるんです。昔の彼は自分がしたいことを伝えるとかわしてきましたが、今の彼は打ち合わせができるのがとても大きいなって思っています」

「彼が全くセックスしたくないと言ってきた時は?」と尋ねると、由香子さんはこう答えた。

「例えば1週間に1回しか会えない時、私としてはできれば2回とか3回とかしたいですが、向こうも体調とか気分がのらない時もありますよね。そういう時は話し合って、キスしたり触れ合う時間だけにするとかにします。自分の希望に沿わなくても、話し合ってお互い納得できればいいんです」

今の彼と過ごせていることが奇跡

「前にセックスレスで悩んだ経験があるからこそ、今のパートナーとは向き合えている」そう力を込めて、由香子さんは話した。

「元々、セックスレスを防ぐためにできることをできるだけのことはやってみようという気持ちでいたんです。付き合った当初は求め合ったりしますけど、それは長い期間続かないというのも私は知っていましたし……」

本来であれば継続的に性的感情を抱けるのが理想だが、その理想を叶える人たちはとても少ない。同棲し始めたら性的感情が少なくなることもあるし、妊娠出産を経てそういう関係性を継続できなくなることも。

でも、由香子さんはカズキさんとはしっかり向き合いたいと強く願っていた。

「以前彼に『私の身体に飽きないの?』と聞いたことがあるんです。
そしたら、『実際見飽きて入るよ。見飽きてはいるけど、毎回微妙に体調だったり感じ方だったりが違うから、同じ体ではないというか、体自体に飽きるという感覚はない』と言われたんです。そう思ってくれることも結構私には大きいなと思っています」

セックスを介したコミュニケーションを大切にしている由香子さんだからこそ、飽きずに自分と向き合ってくれるカズキさんは今までにない大切な存在なのだ。

「セックスレスで悩まないためには、気分良くお互いの気分に合わせるスタンスを持つということが大切だと思います。
周りの子に聞くと、『コスプレとかして、視覚的な刺激がないと興奮できない』とか言われた子もいるみたいです。でも、実際下着とか変えても男性ってそれで変わりませんし、ヒットしなかったら、自分の努力が空回りしたら結構むなしいという経験をしているので……。
向こうも歩み寄ってくれる姿を見せてくれることが、レスにならないことに繋がるなと思っています」

「今の彼と過ごせることが本当に奇跡みたいだなと思っています」そう話す由香子さん。

理想のパートナーとして愛が注げるようになったのは、きっとカズキさんが由香子さんの悩みに耳を傾け、互いに満足いく解決法を模索できているからかもしれない。

自分の悩みに耳を傾けてもらったぶん、相手の悩みにも寄り添っていく。

それを2人で継続していくことが、良いパートナーシップを築く上で必要不可欠なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

Follow me!

ピックアップ記事

関連記事一覧

PAGE TOP